雨の影響か、昨日から死体役を演じています^^;
でもその分頭はフル回転です\(^o^)/
(逆に良くないことなんですけどね 汗)
考えていたことの一つを。
100%ギアスに無関係なので、畳んでおきますw
世界情勢?的な話題。
結構真面目な暗めな感じです。
もしご興味があれば!
昨日の夜BSで、西アフリカ最貧国の「貧困で死んでいくこどもたち」という特集をやっていました。
ともきは平和構築(どうしたら世界が平和になるか、そのために必要な援助の仕方や、政府の介入、歴史などを学ぶ)を専門に勉強していたので、大学を卒業した今でもこうした番組はつい見てしまいます。
私はアフリカ研究をしていたのですが、西は対象ではなかったので、なんとなくしか知りませんでした。
その国はとても小さいのですが、ダイヤモンドの世界有数の産出国で、本来ならとても豊かなになれる国です。でも、その利権を外国人が握っているので、ダイヤを見つけても数百円にしかならないそうです。その上、内戦が数年前まであったので、政府があまり機能していない上、内戦当時反政府軍の見せしめとして手足を切断された人たちがたくさんいます。
リポーターが街を歩いていると、人々がカメラに向かって攻撃をしてきて、数十人の男の人達に囲まれてしまいました。
彼らの言い分は今までたくさんの外国の報道陣が来て自分たちの貧しい状況を撮っていったが、結局何もしてくれない、と。自分たちの映像で儲けているのに、こちらには一切お金が入ってこないのはおかしいと。
国立病院に行くと、廊下に無造作に赤ちゃんの遺体が並べられていました。
カメラの目の前で、栄養不足で死んでいった子供がいました。
医療機器はあるけど、電気がないから使えない
薬があったら救えたのに、薬ももうない。
何も出来ず、なけなしのお金を払った母親の泣き声が耳について離れません。
大学で勉強したことを踏まえると、他の国にどうにかしてもらおうと考えているうちは、どう援助しても失敗に終わってしまいます。もちろんそれは援助をしなくてもいい、というわけではないのですが。
色々勉強したけれど、勉強すればするほどに、どうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
もう何をしても無駄なんじゃないかとすら、考えることを投げ出したくなることもありました。
私のゼミの教授は、国連のスタッフとして世界中を駆け回っている方で、どうにも出来ない歯がゆい現状を余すことなく教えてくれました。
そんな厳しい現状を知っている教授と何度も討論をし、認めてもらえた考えは、物事はもっとシンプルでいいはず、ということでした。
こんなことを言ったら、きっととても偽善的とか綺麗事に片づけられてしまうかもしれないですが、でも、彼らに必要なのは、希望なのだと思います。
世界に見捨てられていないという希望、自分たちに未来があると思える希望。
その希望のために一体何ができるんだろう。
中学生のころからずっと国連に入りたかった。
その道は選ばなかったけれど、何か私にもできることがあるんじゃないかな。
アフリカというととても遠い国のように思えるけれど、南アフリカなんてアイスランドに行くよりも近かったです。本当は緑も豊かで、明るく、美しい国です。
どうかほんの少しの想像力をもって、世界が愛で満たされますように。
今は何もできないけど、いつか必ず。
改めてそんな意識を持ちました。
「ああもしも 戦場に花が咲いているのなら
どうか 出逢った人に 優しく慰め笑いかけ続けて
生まれて一度も戦争を知らない
この国に生まれた私にだって
大きな力に なすすべなく怯える人の気持ちなら
今この瞬間も 想像するだけで涙が溢れる
同じこの星で起きていると知らされる戦いのたびに
ただ祈る思いで 唄にのせて歌うことしかできない
届けばいい 慰めの言葉」
(戦火の花/KOKIA)
「小さな私にできることなんて
世界は広くて わからないけど
澄み渡る青い空に ただ一つ信じたい
愛は地球を救うのかな
こどもたちは 繰り返す争いの犠牲
これ以上 愛を 愛を汚さないで
きっと何かできると信じたい」
(LIVE ALONE/ KOKIA)