拍手の量www
あ、ありがとうございます!
すっごくすっごく嬉しいのですが、思わず笑ってしまったともきです。
いや、だって。
一般的には死ネタとかって避けられるみたいなので、こんな辺境サイトでこんなにたくさんの方に楽しんでもらえたのかなぁと思うと、何か凄く不思議だなぁって思いますv
でも、この先の展開はどうなんでしょうね・・・?
気がついたのですが、ともきが書くお話はルルーシュ至上なのにあんまりルルが出てこないOrz
これっていいのか・・・?
若干不安ですが、とりあえず思うまま突き進みます(^o^)/
収納するときに加筆したり修正したりすると思いますが、とりあえず完結目指す!
半身様と数名の奇特な方々がお待ちかねのシーンはあと2.3話後かな?
では同志な方は、「Hey・・・6」をどうぞ!
(もう注意書きはいらないですよね・・・?)
Hey・・・6
それから二週間ほどが過ぎた日のことだった。
会社の一大プロジェクトの一端を任されたスザクはここ数週間寝る間も惜しんで準備してきたプレゼンを披露する日がやってきた。
(これが終わったらルルーシュに会いにいこう。)
見舞いから帰ってきてからずっと気になってはいたのだが、定時に仕事が終わることなどなく、休日も溜まりに溜まった疲労のため寝通すだけに使ってしまい、結局あれから一度も会いに行っていない。
時間がなくてゆっくりと話もできなかったため、いつまで入院するのも聞けず仕舞いだったことを後から思い至った。
けれど今日が終われば少し余裕ができる。
そうしたらいくらでも会いにいけばいいし、ルルーシュが退院した後はこの再会を機にまた頻繁に顔を合わせるようにすればいい。
このプロジェクトを成功させれば昇進の可能性が大きい。
まだまだ『憧れの君』であるルルーシュの隣に並べるようになるとは言えないが、着実に目標に近づいていると思う。
だから、今日を完璧に乗り越えよう。
そう思った。
会議は順調に進み、ついにスザクの番が回ってきた。
これからの自分の将来がかかっていると思うと、かつてない緊張を感じ手がじんわりと汗ばんだ。
発表を終えた同僚が壇上から立ち去り大きなスクリーンが一端暗くなり、スザクが舞台の袖から出ようとした時、ポケットに入れていた携帯が無言で震えた。
「ルルーシュ・・・?」
画面も見ずとも、紫色に光るランプで誰からの着信なのかわかった。
紫色に設定しているのはただ一人、ルルーシュだけだ。
ブルブルと震える携帯はスザクの鼓動を反映したように忙しなく動いていたが、スザクはぎゅっと目を瞑った。
「スザク君?何か問題でも?」
背後から先輩であるセシルから声をかけられ、はっと目を開けた。
「大丈夫?」
「すみません、ちょっと緊張しちゃって。」
まだ震えている携帯を強く握り締め、振り返ったスザクはニコリとセシルに笑いかけた。
「そうよね、初の大舞台だものね。でも次期社長のシュナイゼルさんもいらしているし、これを成功させれば将来は保障されたようなものよ。頑張ってね。」
「はい!」
「その調子でね。さあ行っていらっしゃい。」
背中を軽く押され、スザクは用意してきた分厚い資料を左手に持ち一歩踏み出した。
右手でポケットから振動を続ける携帯を出し、画面に表示された「Lelouch」の文字に心の中で軽く謝ると電源ボタンを押した。
静かになった携帯をポケットに戻し、スザクは光溢れる舞台の真中に向かって歩き出した。
7に続く。
今日と明日は少し短めなのですが、長さ的にはどうなんでしょうか?
あんまり長いと読みづらいかなと思いまして。