まさしくともきの 楽☆園 な感じで、皆さん素敵な鬼のような(褒め言葉)方ばかりでした\(^o^)/
ロムっていた方が何人かいらっしゃったみたいですが、おそらく弾けて生き生きとしたともきにドン引きされたことではないでしょうか^_^;
あんなに死ねた話で盛り上がるチャット見たことない・・・・。
色々内容をメモっておきたいですが、また明日以降に。
あああ、こうしてどんどんと溜まっていく・・・。
多分来月からまた原稿に取り掛かるので、メインの更新が疎かになりそうで怖いので、ガツンガツンと収納していかなければならないお話がモリモリとあるのですが、懲りずに今日も増やしますww
昨日のチャットでお世話になった方々への感謝をこめて。
参加されなかった皆さんへ、楽しい気持ちのおすそ分けの気持ちをこめて。
でも内容は酷いですから、十分ご注意ください(←)
・黒スザク×可哀想なルルーシュ
・火事・火傷 などのキーワードが含まれます
前編は黒スザクに見えませんが、後編でネタばらしです。
こんな感じでも どんと来い☆ な方はどうぞ!
げほっと苦しげな咳が聞こえたので振り返った時には既にルルーシュは蹲って床に胃のものを吐きだしていた。
「ルルーシュ!!大丈夫!?」
急いで駆け寄り背中を撫でてやる。
背骨の感触がありありと伝わってくる薄い背中を何度か撫でてやっていると、しばらくしてルルーシュは口元を拭いながら蒼褪めた顔を上げ、体を反転させるとスザクへと抱きついた。
「どうしたの?」
優しく訊ねるが、ルルーシュはふるふると首を振るばかりで要領が得ない。
けれどスザクにはわかっていた。
ルルーシュがこうなる理由など、幾つもない。
今回は・・・。
「ああ、ニュースか。」
耳に届いたニュースキャスターの声にスザクは点けっ放しのテレビに目をやると、ある特集をやっていた。
スザクは己の胸の中で全身を震わせている恋人を強く抱きしめ、リモコンに手を伸ばすとテレビの電源ボタンを押して、画面を真っ暗にした。
「大丈夫だよ、ルルーシュ。君のことは僕が守るからね。」
さあ口を濯ぎに洗面所へ行こうと促すが、ルルーシュはスザクの首に手を回し、決して離れないようにぎゅっとより一層くっつく。
「どうしたの?まだ怖い?」
まだ混乱で声も出ないルルーシュを安心させるように、スザクはルルーシュが落ち着くまでずっと背中を撫で続け、抱き締め続けた。
It's a wonderful world 前編
ニュースでやっていた特集は火事。
スザクの腕の中で震えるルルーシュはかつてその被害に遭い、最愛の妹と尊敬する母を失い、自身も体の70パーセントを火傷を負うという大けがを負って天涯孤独となった。
原因は放火だった。
その事件が起きる一年ほど前からルルーシュはストーカー被害に遭っていた。
家から火が上る少し前、近所の人が若い男が立ち去る姿を目撃している情報から、警察はルルーシュのストーカーをしていた男が放火犯であるだろうという見解を示した。
しかし真夜中であったこと、また犯人の手掛かりとなるような証拠は一切残っていなかったので、未だに犯人は捕まっていない。
事件があった日、ルルーシュはスザクと飲みに出かけていた。
急に体調が悪くなり、引き留めるスザクを宥めて帰ると、家は火に包まれていた。
仰天したルルーシュは家に妹と母が残されていることを知り、一瞬の迷いもなく燃え盛る家の中へと飛び込んでいった。
ルルーシュを送っていたスザクもその場にいたのだが、ルルーシュが普段からは信じられない速さで駆けこんで行ってしまったため、あと一歩の所でスザクはルルーシュの腕を掴み損ねたのだ。
すぐにスザクも水を被ってルルーシュの後を追おうとしたが、ちょうど到着した消防隊員に羽交い締めにされ止められたため、スザクはルルーシュが助け出されるのを待つことしかできなかった。
中編へ続く