原稿の合間に^^;
・スザクとルル猫シリーズ
・悶絶編
・動画を何気なく見ていたらどうしてもルル猫にやらせたくなりましたw
「癒し」の方にネタもとになった動画をのせたので、ぜひそちらも見てみて下さい!!
(PCオンリー)
・映像を上手く言葉に出来なかったので、ちょっとわかりづらいと思いますが、それは動画で補完して頂けるとても助かります(汗)
・ロロナナはやっぱり最強だよね!
・携帯からは見づらいです<(_ _)>
こんな感じでもよろしければ!
・スザクとルル猫シリーズ
・悶絶編
・動画を何気なく見ていたらどうしてもルル猫にやらせたくなりましたw
「癒し」の方にネタもとになった動画をのせたので、ぜひそちらも見てみて下さい!!
(PCオンリー)
・映像を上手く言葉に出来なかったので、ちょっとわかりづらいと思いますが、それは動画で補完して頂けるとても助かります(汗)
・ロロナナはやっぱり最強だよね!
・携帯からは見づらいです<(_ _)>
こんな感じでもよろしければ!
スザクとルル猫 悶絶編
スザクが勉強や、何かそういった必要なことに集中している時は絶対に邪魔をしない賢い黒猫のルルーシュだが、とあることにスザクが夢中になっていると酷く不機嫌になる。
それは・・・。
「あっ、またメールだ。今度は誰だろう?」
ルルーシュを膝の上に乗せてテレビの猫特集を見ていたスザクは、軽やかに鳴った着信音に気づき、リモコンを置いて携帯に持ち替えた。
それをじっと紫色の瞳で見ていたルルーシュは、ピクリと尻尾を揺らした。
「えっと明日の化学の持ち物?そんなんあったっけ。」
クラスメートからのメールに首を傾げたスザクは、答えを求めてリヴァルにメールをした。
こんな時意外と頼りになるのはリヴァルで、ジノはまるで役に立たない。
短い要件だったためすぐに文章を作成して送り終え、パタンと携帯を閉じると、それを確認したルルーシュは満足気に目を細めた。
しかししばらくしてリヴァルからの返事が返ってきたため、再びスザクは携帯を手にした。
「え~、リヴァルが知らないんじゃ、きっと何もないよね。」
化学教師は異様に厳しく、特に忘れ物には執念とも言えるような厳しさを持って罰するため皆戦々恐々としている。
スザク自身はそんな教師のことをまるで気にかけていないし、ましてや恐れてもいないが、適当な情報のせいで友人を窮地に陥れたくないスザクは顎に手を当て念のため記憶を探った。
そんなことをしているうちに、違うクラスメートから新たなメールが届いた。
成績は目立っていいわけではないが、持ち前の責任感と正義感のおかげでスザクは結構周りから頼りにされているのだ。
完全にテレビから視線を外しスザクが携帯に集中し始めて、一分が過ぎ、二分が過ぎた頃、静かな部屋にルルーシュの鳴き声が響いた。
にゃうぅ。
「ごめん、ごめん。もう少し待ってて。」
優しく微笑みルルーシュを一撫ですると、再び手の中の画面を見つめる。
それからまた一分が経ち、二分が経つとルルーシュは寝ていた体を起こし、ルルーシュの携帯をじっと睨みつけた。
メールに集中していたスザクはそんなルルーシュの視線には気がつかず、それからまた一分が経つと、ついにルルーシュはふかふかとした丸い手でスザクが持っている携帯に猫パンチを喰らわした。
突然カシャンと携帯を叩かれびっくりしたスザクだったが、苦笑をして最後のメールを打ち始めた。
するとルルーシュは不機嫌そうに鳴いてスザクの腕に小さな手を乗せた。
にゃぅ。
「もうすぐ終わるから、ねっ?」
柔らかく言い聞かせるが、ルルーシュは不満そうに鼻を鳴らすとまた携帯に手をかけた。
少し鈍くさいルルーシュらしい猫らしからぬ不器用なパンチにスザクは思わず笑いが込み上げてきた。
普段猫じゃらしには見向きもしないルルーシュがこんな風に動いている姿を初めてみたスザクは目をハート型にして口元をだらしなく緩めた。
その愛らしい姿を見たいがためにわざと携帯に集中をするふりとしていると、ルルーシュはスザクの視線と気を奪う携帯に嫉妬するように、携帯を攻撃し始めた。
そんなものよりも俺を見ろと言いたげなルルーシュの態度にスザクは喜びの余り内心悶絶しながらも、ルルーシュが嫉妬してくれる姿が見たくてついそんなことを何度も繰り返していると、ついにルルーシュは臍を曲げピョンとスザクの膝から飛び降りてしまった。
「ルルーシュ~、ごめん~。もうしないよ!」
慌ててルルーシュの後を追いかけ、小さな体を無理矢理抱きしめ謝るとスザクの頬に直接猫パンチが向かってきた。
それを甘受したスザクはその夜はそれからずっとルルーシュが望むようにデロデロに甘やかしたのだが・・・。
この時のルルーシュが携帯に嫉妬する姿をもう一度見たくなったスザクは、その日からわざとルルーシュの目の前で携帯をいじるようになった。
そのたびに目の敵のように携帯を払おうと小さな手を動かすルルーシュに、スザクは毎回悶絶させられる。
「ルルーシュ!君はなんて可愛いんだ。どの猫よりも可愛いよ!!」
テレビに出てくる猫などルルーシュに敵うはずが無いと飼い主馬鹿っぷりを発揮しているスザクはすっかり忘れていた。
ルルーシュには彼を何よりも愛する最強の弟妹がいることを。
ルルーシュを嫉妬させることが習慣になっていたスザクは、ジノの家にルルーシュを連れて遊びに行った日もつい家に居る時と同じ行動を取ってしまった。
そして・・・。
「ぎゃ~~~~!!!!」
ルルーシュが携帯を攻撃するよりも早く、ロロとナナリーがスザクの腕や足に思いきり爪を立て、獣らしい牙の本来の使い方を思い出したように噛み付いた。
「ごめんなさい!!もうしませんから!!」
そうしていつかの日と同じようにロロとナナリーの前で土下座をしたスザクに、この時ばかりはルルーシュも呆れたような息を吐いた。
にゃう。
(馬鹿が。)
ついでに厳しい唸り声が二つ。
にゃ~ん!!
((調子に乗るな、このくるくるパーマ!!))
ついでに厳しい唸り声が二つ。
にゃ~ん!!
((調子に乗るな、このくるくるパーマ!!))
悶絶の意味は二つw
おわかりですよね(笑)
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