ちょっと熱が高いので、また~りとしていたらいつの間にか寝てしまっていました^^;
でもね!
そうしたらスザルル二本立ての夢を見ましたv
正確に言うと、スザルルとリヴァルル←スザク の夢かな?
よく覚えていませんが、多分二番目の方が良かった気がします。
酷スザクからルルを守るリヴァルのお話?多分。
数年前、ギアス全盛期の頃に一時期物凄くリヴァルルにハマったことがありますw
それを例のシュナルル好きな親友に言うと、
ない!絶対無理!
と言われるのですが・・・。
い、いいよね、リヴァルル・・・?
ルル誕イベントの時も、リヴァルの中の人滅茶苦茶良い人そうだったし^_^;
といいながら書くのはスザルルです(←)
えいっ!とな。
・スザクとルル猫シリーズ
・首輪編2
スザクとルル猫 首輪編
何だかんだ言いつつも結局スザクは赤い首輪を注文した。
乗り気のジノが携帯でフリーダイアルに電話をかけ、ほいっと渡され咄嗟に注文してしまったのだ。
しかし家に帰り改めてルルーシュを見てみると、小さな肢体の首はあまりにも細すぎて、あの重たそうな赤い首輪を嵌めたらルルーシュの負担になってしまうのではないかと急に不安が湧き上がる。
「ねぇ、ルルーシュ。君に初めにちゃんと聞けばよかった。ルルーシュはあの首輪でよかった?もしかして他の色とか他に欲しいのがあった?」
にょ~んと伸びるルルーシュの体を抱き上げると、迷惑そうにアメジストの瞳を細められた。
「別に見栄を張ったわけじゃないんだよ。ただね、君は猫の皇族と謂われるブリタニア種なわけだし、ちょっと高そうな首輪の方が似合うのかなって思ったんだ。でもそれは僕のエゴだったのかなぁ。あんな重たそうなの、可哀相だよね。」
しょんぼりと反省してごめんねと言うと、『そんなこと気にすることはない』と慰めるようにペロリと頬を舐められた。
「うん・・・。ありがとう、ルルーシュ。」
お返しにスザクもルルーシュの額にキスをすると、にゃんと満足そうな声が返ってきた。たったそれだけで泣き出しそうに曇っていた心に晴れ間が戻り、優しい光が差し込む。
「魔法みたいだね。」
にゃあん?
不思議そうに首を傾げたルルーシュの温かな体をスザクはぎゅうっと抱きしめ、そしてスザクの馬鹿力が苦しくなったルルーシュにガリっと頬を引っ掻かれた。
それから三日後の朝、やたらと綺麗な箱が届けられた。
同封されていた注文書を見るとあの赤い首輪だとわかったが、忙しい学生の朝ではゆっくりと開けている暇はない。スザクはバッグの中にそれを突っ込んだ。
「ルルーシュ!行こう!」
部屋にいるルルーシュに呼びかければ、テテテっと小さな黒い足を動かして玄関にやってくる。
スザクは玄関に用意してある小さな籐のバスケットの蓋を開けてルルーシュを中に入れた。
「学校でゆっくり見ようね。きっと皆も楽しみにしてるだろうし。」
にゃん
同意するように鳴いたルルーシュの宝石よりも美しく輝く紫水晶の瞳を見つめたスザクは言いようのない幸福感に包まれて、勢いよく扉を開けて手にした籠を揺らさないように気をつけながら学校へと歩きだした。
そしてやってきた昼休み。
最近ではメンバーでもないのにちゃっかりと居座るようになったジノといつもの生徒会の面々の前で届けられた箱を開けた。
「わあ!!凄く綺麗な色。さすが王室御用達は発色が違うね。」
シャーリーは胸の前で手を組み喜び、カレンも満更でもなさそうにチラリと見るとふうんと吐息を漏らした。どうやら彼女は赤が好きらしい。
「ルルちゃんの漆黒の体によく映えそうね。ほら、スザク君!着けてあげなさいよ。結婚指輪と一緒なんでしょ?」
「ええ、まあ・・・。」
ミレイに促されるも、スザクは歯切れが悪い。
しかし買ってしまったものは仕方がない。
3に続く。次で終わりです^^;
ルル猫が入ったバスケットを持って登校するスザクさんの姿は近所でも有名だと思いますw